【活動報告】9月きょうだい交流イベント

わくわくデイキャンプ♪　葉山一色海岸に行こう！

9月15日、毎年きょうだいのみんなが楽しみにしている海遊びに出かけました。
集まったのは、小学生５人と中学生１人。

この日も気温は高かったですが、陽が陰っていて海遊びには最高の1日！
初めましてのお友だち同士が仲良くなれるよう、
まずは自己紹介を兼ねて砂浜でアイスブレイク。
海を前に、みんなでヘンテコ体操をしていると…
なぜか急に始まった相撲大会！

みんなが一斉にスタッフに向かってくる姿がなんだかとても微笑ましく、
笑顔がたくさんこぼれはじめました。

「もうそろそろ、海に行こうよ！」と子どもたちの声！
準備体操を終え、海辺の安全についての話をして、ライフジャケットを着たら
いよいよ海に出発です。

待ちに待った海遊び＆磯遊び

海も引いていたので、岩の周りには小さなプールが複数できていて、
その中には、カニやヤドカリ、小魚がいっぱい。
子どもたちは網とバケツを片手に夢中で捕りますが、
最初はなかなか捕まえることが出来ません。
少しずつ海に慣れてくると自分たちで生き物を探して捕れるようになり、
バケツの中はいつの間にか小さな水族館になっていました。

その隣では、ライフジャケットを着てぷかぷか海に浮かんだり、
ボートを漕いだり、海中鬼ごっこを楽しんだりと、
自由に海遊びを楽しんでいます。

今度は、順番に海に向かってジャンプ大会！
はじめはドキドキしていた子もみんなに誘われて勇気も沸いたのか、
とびきりの笑顔で何度も何度も飛び込んでは、
海のしょっぱさと楽しさを体中で味わっていました。

釣りにも挑戦？！

高学年の男子チームは、釣り竿に小鯵をぶら下げて
岩の隙間からカサゴを狙っています！
魚は見えるのに、なかなか釣るのは難しく…
海面をずっと、にらめっこ！
実際に魚を釣ることは叶いませんでしたが、満足気な顔でみんなの所に戻ってきましたよ。

寒くならないかしらと心配していた海遊びの1日でしたが、
お昼ご飯の時間を除いては、ずっと海で遊んでいた子どもたち。
よっぽど楽しかったのか、あともう少しだけ…とまだ帰りたくない様子。

最後の最後まで、安全に海遊びを楽しんでいました。

「海には病児のこともありなかなか連れていくことが難しいので、初めて海遊びを経験できました。」
「最高に楽しかったようです。」
「海で泳いだ事、カニやヤドカリをとった事、お友達が出来た事目を輝かせて沢山お話してくれました。」
など、ご家族から嬉しいご感想もお寄せいただきました！

一緒に活動をサポートしてくださった皆さま、
送り出してくださったご家族の皆さま、
本当にありがとうございました。

同じ境遇の友だち同士が集まって、家族からも離れて過ごす
『きょうだいさんのための時間』

家族では体験できないことに少し勇気を出してチャレンジしてみたり、
共に過ごす中で友達とのつながりをつくったり…。
一人一人の気持ちを大切にしながら、きょうだいさんにとっても
安心できる場所になっていきたいと願っています。

横浜こどもホスピスプロジェクト

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