神奈川県長期療養児支援受託事業の一環で、きょうだい支援交流イベントを開催しました。
今年は11名の子どもたち(※病気のある子どものきょうだいさん)にご参加いただきました。
【午後①・・・お部屋で動物クイズ】
動物園の飼育員さんに、動物クイズをやっていただきました。動物たちのご飯の量やウンチの大きさにもびっくり。実際に乾燥させたウンチや、角などの標本も触らせてもらい、みんな興味深々でした。
【午後②・・・選択活動】
思いっきり自分がやりたい遊びをしようと水鉄砲で遊ぶチームと、公園内にある池で
職員の方と一緒に生き物調査に参加するチームに分かれて活動しました。
水鉄砲チームは、びしょびしょに濡れながら、笑顔いっぱい楽しんでいたね。
生き物調査チームは網を片手に真剣そのもの。ザリガニやメダカ、カエルなどの生き物を捕まえ、分類し、質問などもしていました。暮らしのそばにある公園の池に、こんなにもたくさんの生き物がいることを知ることができました。
締めくくりに、みんなのリクエストで動物園のお土産屋さんに行きました。
好きなものを選んでいる子、お家で待っているきょうだいのためにお土産を選んでいる子。子どもたち同士の会話の中からも、きょうだいさんが病気のきょうだいさんのことを想っていることが自然と伝わってきました。
【参加者からの声】※参加後の保護者アンケートより
〇自然遊びやこどものやりたい!になかなか付き添うことが出来ず、特に野外遊びは避けていたのもあり最高な1日だった。帰宅したこども達が疲労いっぱいもニコニコ話してくれたる姿がまたよかった。
〇帰ってからもまた行きたい!と笑顔で言っていた。
〇初めての参加でしたが、お友達ができて嬉しそうだった。
〇色んな体験を、自分と同じ立場のお友達とできる機会を大切にしたい。
〇親が居ない活動は子の成長にも繋がるし、やはり病児が中心になってしまうので、きょうだいだけで参加出来るのが特別感がありとてもよかった。
〇なかなか自然の中で遊ばせることが少ないのと、きょうだい同士のお友達を作って欲しいので、また参加したい。
【協力】公益財団法人 横浜市緑の協会/金沢動物園
ご協力くださった皆さまありがとうございました。
Copyright© 横浜こどもホスピスプロジェクト, 2021 All Rights Reserved.