横浜・大阪・愛知・北海道の4団体のこどもホスピス合同で、7月28日(日)~7月31日(水)に
きょうだいさんが主役のキャンプを開催しました。
『遊びつくして仲間と出会う4日間』をテーマに、北海道の豊かな森や湖で元気いっぱい過ごしてきました。
*きょうだいさんが主役のキャンプとは・・・
各最寄の空港から緊張した表情で千歳空港に集まった小4~中3の13名のきょうだいさんたち。横浜からは、スタッフ2名と子どもたち3名が参加しました。
この日は予報通りの雨模様。
午前中は森の木を使ってのクラフトに挑戦しました。
のこぎりやナイフの使い方を習い、世界に一つだけのスプーン&フォークが完成しました。
午後からは原生林の奥にある口無沼にカヌーを積み込んで探検にいきました。
はじめて乗るカヌーに最初は苦戦していましたが、お互いの息を合わせるとカヌーは
すいすい水面を進んでいきます。
森の奥に上陸すると、今度は沼地に足を取られ笑い転げたり、臭いにおいに心が折れそうになったり・・・。
みんなでワイワイガヤガヤ小さな生き物を探したり、水源を掘ったりして、
森の豊かさを存分に味わいました。
雨は夜になっても降ったりやんだりでしたが、夕飯にカレーを食べて、テントの中でぐっすり眠りました。
お日様が顔を出し、待ちに待った支笏湖でのカヌー!
支笏湖ブルーの美しさに心躍り、おしゃべりを楽しみながら、湖と森の豊かさを体いっぱいに感じ取りました。
午後からは、大きなフローティングマットの上から湖に飛び込んだり、みんなで相撲をとったり、SUPや浮き輪でぷかぷか浮かんでみたり・・・
思いっきり水遊びを楽しみます。
「こんなに遊んだの本当に久しぶり!」
笑顔いっぱいのみんなの顔から、仲間と共に過ごした時間の楽しさがたくさん伝わってくる時間となりました。
最後の夜は、ディナーパーティーと、小さな焚火を囲んでみんなで過ごす時間です。
キャンプの思い出を振り返りながら、ご家族の皆さんからお預かりしたお手紙を子どもたちにそっと渡しました。
みんなはみんなのままでいいんだってこと!みんなはたくさんの人たちに愛されているということ!
そんなことをみんなと一緒に共有した時間となりました。
焚火の周りでマシュマロを食べ過ぎてしまったことは参加者だけの秘密です💦
今朝はほんの少し朝寝坊。
「カヌーに乗りたい」とのリクエストに応え、朝食のサンドウィッチをカヌーに積み込で
湖へ。
風の心地よさと森の匂い、そして、仲間と過ごす居心地のよい時間が、みんなを包みこんでくれていました。
お昼前にはみんなで使った道具をきれいに片付け、キャンプ場を後に。
「また絶対あおうね」「みんなとまだ離れたくない」という声もたくさん聞かれましたが、家族に伝えたいお土産話山ほど抱えて笑顔で飛行機に乗り込み、帰ってきました。
この冒険を支え、応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
【主催】
NPO 法人北海道こどもホスピスプロジェクト/認定 NPO 法人横浜こどもホスピスプロジェクト/NPO 法人愛知こどもホスピスプロジェクト/公益社団法人こどものホスピスプロジェクト
【協力】
支笏ガイドハウス かのあ<ガイドチーム>
しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌
【協賛】
J.S.Foundation
株式会社サンゲツ / バスデイ株式会社 / 株式会社トヨジン
在宅緩和ケア あすなろ医院 / 株式会社丸金商会/株式会社不二家
協賛下さいました個人の皆様/AMAZONウィッシュリストから物品によるご支援を下さいました皆様
Copyright© 横浜こどもホスピスプロジェクト, 2021 All Rights Reserved.