【こどもホスピス・小児緩和ケア人材育成プログラム】
先週末の11月17日は、仙台で「こどもホスピス・小児緩和ケア人材育成プログラム」を開催。多くの方のご尽力があり、宮城県立こども病院との共催がかないました。
血液腫瘍科科長の佐藤篤先生から開会のご挨拶をいただき、院内の緩和ケアを推進する看護師の名古屋祐子さん、橘ゆりさん、CLSの大塚有希さん、そして在宅医療を支える、あおぞら診療所ほっこり仙台院長の田中総一郎先生にもご登壇いただくことができました。
「緩和ケアは診断時から始まる」と言われますが、入院中、在宅で、そして看取り後のご家族全体を温かな眼差しで見つめ、「丁寧に寄り添う」ということを教えていただいたように思います。
子どもの成長と発達、教育、きょうだい児支援、子どもの権利、死別後の関わり、、、
こどもホスピスの軸となる小児緩和ケアは、治療や痛みの管理などの「医療」という枠にとどまらず、時間を超え、社会全体が関わっていくこと。どんな時にも「希望」があり、「いま」を支えることが「未来」に繋がる。そんな貴重なメッセージを託された1日でした。
講師の先生方、参加者の皆様、そしてこの講座を支えてくださった多くの方々に感謝申し上げます。