横浜こどもホスピスプロジェクト

お知らせ

第3回病児と遊びの研究会を開催しました

2019.09.07 活動レポート

【病児と遊びの研究会】
今年度、3回目を開催しました。

第1部は、原田様。
お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、ご家族全員で来てくださいました。
日本で一人の難病と診断され、4歳7か月でお空に還った恵(ケイ)ちゃん。
何気ない日常の幸せ。家族に寄り添う人々の温かさ。遊びの力。
胸が熱くなる、横浜こどもホスピスを作っていくための宝となるような お話でした。
まだ日が浅い中、大切な思い出や心の声を共有していただいたこと、深く感謝申し上げます。

第2部は、「笑顔の向こうに繋がる未来プロジェクト」の安田一貴さん。
遊ぶこと、家族の写真を撮ること。そんな「普通」のことさえままならない生活があります。
遊びを通して変わっていく家族の時間。お子さんたちの表情。その瞬間を残すだけでなく、時を経て写真を見返したときに生まれる温かな気持ちも一緒にプレゼントするような活動です。
遊びと、家族の時間の大切さを感じさせてくれる内容でした。

(参加者アンケートより一部抜粋)
*恵ちゃんが、短かったかもしれないけれど、密度の濃いかけがえのない人生を歩んだことを知りました。その中での親の葛藤、きょうだい児の葛藤、共に悩み、考え、決断していくことを大切にされたことが、恵ちゃんの幸せにもつながっているような気がしました。私も保育士として、児を中心に置いた寄り添いができるようになりたいと思います。
*『緩和ケアは次に進むための一歩』という言葉は非常に印象的でした。病気や障がいを持つ子どもの生きた証明、残された家族の次の一歩に対して、私たちができることは何かを考えました。
*重い病気や障がいを持つ子どもと家族が決して「不幸」ではないことを安田さんの写真から感じ取ることができました。

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