横浜こどもホスピスプロジェクト

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浴槽モックアップ検証&走行リフトの体験をしました

2021.04.09 活動レポート

浴槽モックアップ検証&走行リフト体験をしました

【浴槽モックアップ検証をしました!】
4月2日、横浜市立大学医学部看護学科で、こどもホスピスの2階に設置する家族風呂の原寸大モックアップを使用して浴槽の高さや縁の幅について検証しました。
(モックアップとは、工業製品の設計・デザイン段階で施工される、実物大の木型模型のことだそうです。)
横浜市立大学医学部看護学科の先生方、横浜市医療局の方、設計の津嶋さん、施工者の大洋建設の方、そして横浜こどもホスピスプロジェクトのスタッフ。お風呂に関わるみんなが集まりました。(感染対策のため、検証中はマスク、フェイスシールドを装着しています)
子どもの人形やお風呂で使うシャワーチェアを使用したり、写真のようにスタッフがお子さん役になってお風呂に入るシミュレーションをしました。原寸大の模型があることで、図面を見るだけでは想像できなかった部分がたくさんみえました。
浴槽モックアップ検証&走行リフト体験をしました

「この時のお子さんはどんな感じ?お父さんお母さんはリラックスできるかな?きょうだいたちはどんな気持ち?」みんなが安心して楽しめるお風呂をキーワードに意見を出し合いました。
これから出逢う子どもたちとご家族の笑顔を想像しながら、「夏はプールみたいに水着を着て入ったり、お魚を浮かべて魚釣りをしたりしても楽しそうだね。」とわくわくするアイディアも浮かんできました。
たくさんの人の思いが詰まったお風呂。完成にまた一歩近づきました!

【お風呂の走行リフト体験をしてきました】
4月8日、お風呂とお部屋に設置予定の走行式リフトの体験に千葉県市川市にあるシーホネンス株式会社に行ってきました。
天井走行式リフトの体験は初めての私たち。お子さんを安全に乗せることができるのか、どのようにお部屋からお風呂に移動することができるのか、想像がつかずにドキドキして向かいました。
実際にリフトに乗ってみると、包み込まれる安心感がありました。大人に囲まれて力を入れて持ち上げられるよりも体に力を入れずにリラックスできることに驚きました。お部屋とお風呂は隣り合った違うお部屋ですが、リフトに乗ったまま安全に移動することができると知り、どんどん活用していきたいと思います。

ご家族をはじめ、お子さんを介助する人たちの負担をとても小さく行うことができるリフト。うみとそらのおうちをたくさんのお子さんとご家族に楽しんでもらうための工夫として走行式リフトが設置されることを楽しみにしています。

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