横浜こどもホスピスプロジェクト

お知らせ

第1回病児と遊びの研究会 開催しました

2020.11.15 活動レポート

新型コロナでなかなか開催できずにいた「病児と遊びの研究会」。
漸く11月14日に開催することができました。会場10名、オンライン25名と沢山の方にご参加いただき、久しぶりのお顔もちらほら。いつものアットホームな雰囲気でスタート!
第1部は、愛娘を2歳で亡くされた當間様に、ご家族・父親の視点からお話を伺いました。
「どんなに辛くても、子どもは遊びたい、楽しみたい。そして最後まで成長し続ける。気兼ねなく過ごせる環境で父母が気持ちを共有し合い、家族のだれも取り残されないような関わりができ、家族同士の横のつながりもできるような、そんなこどもホスピスになってほしい。」そんなメッセージをいただきました。

第2部は、チャイルド・ライフ・スペシャリストの米道様から、「End-of-Lifeにおける子どもと家族にとっての遊びの持つ意味」を、事例をもとにお話しいただきました。「子どもにとって、遊びは日常そのもの」まさに「言語」なのだと感じました。遊びを通して子どもたちとご家族のメッセージを受け取る、そんなことを教えていただいたように思います。
當間様、米道様、貴重なお話を本当にありがとうございました!

アンケートより一部抜粋

*当事者の経験からの言葉は本当に勉強になり、今後の支援に繋がっていくと強く思いました。本当にありがとうございました。
*実際父親と関わる事が少なく、父親の気持ちや思いに少し近づけた様に思います。お父さんを取り残さない多少強引でも巻き込む形でという関わりとても勉強になりました。
*その時々の状況に合わせた遊び支援が重要であると分かりました。患児や家族にとっての遊びの意味について考える良い機会になりました。おもちゃ作りも楽しかったです。
*遊ぶことは自己表現や気持ちの整理、家族やスタッフとのコミュニケーションになる事が分かりました。遊ぶことで家族との時間を過ごすことが出来るんだなと思いました。

一覧へもどる

私たちの活動は
皆様からのご支援によって
叶えられることがあります。

寄付して支えたい

Copyright© 横浜こどもホスピスプロジェクト, 2021 All Rights Reserved.