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お知らせ

多職種連携勉強会を開催しました

2021.02.27 活動レポート

2月27日(土)に多職種連携勉強会を行いました。
オンライン配信ということで、全国さまざまな地域からさまざまな経験をされている69名の方がご参加くださいました。たくさんの方に関心を持っていただけたことを非常に嬉しく思います。
最初の講演は、横浜市立大学附属病院で家族支援専門看護師として入院家族のサポートをされている森川真理様です。命を脅かす子どもと家族に起こりやすいこと、そして移行期における様々な課題について非常にわかりやすくお話していただきました。
次に、あおぞら診療所で小児終末期在宅医療に取り組んでおられる大隅朋生先生が「 “生ききる”子どもと家族の選択肢をひろげたい~病院と在宅の有機的な連携をめざして~」という表題でお話しくださいました。在宅移行におけるいくつかの問題点、先生の取り組みや大切にされていることを体験を交えながらお話しいただきました。
看護師、医師と立場は違いますが、子どもを想う気持ちは同じ。そこに患児家族や地域の方々が機能的に連携していく仕組みが大切だと改めて感じました。
最後に、当法人の田川より今年の秋にオープンする「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」について少し具体的な内容をご説明いたしました。病院と自宅の間の存在となる「こどもホスピス」。今後、しっかり地域に根付いていくために、さまざまな方々と連携を取っていきます。
今回、前述したようにさまざまな方にご参加いただいたにもかかわらず、皆様のご意見を十分にお聞きすることができなかったことを事務局一同 反省しております。
次年度も「多職種連携勉強会」は継続いたしますので、今回の反省を踏まえ、もう少し勉強会らしく参加型の形式をとりたいと考えています。どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

参加者アンケートより(一部抜粋)

・家族やきょうだいにも目を向けてサポートしてくれる存在があるということは、家族も救われると思います。切ないですが子どもの病気が引き金となって家族がバラバラになる姿を見ることもあるので、予防的な面から継続して関わるということ、私も意識したいです。
・病院の医師も地域に送り出したお子さんのその後を知りたいと思ってくださっているお話を聞いて嬉しく思いました。
・病院と家庭の中間にあるもの 選択肢が増えることの大切さを知りました。またグリーフケアの場にもなると聞き、ぜひ必要とする人たちに知ってほしいと思いました。
・連携が大切であることは日頃から感じておりますが実際の連携はまだまだできていない。しかし、さまざまな立場の方のご意見から連携ができれば素晴らしい取り組みができそうだと感じた。
参加者アンケートより(一部抜粋)

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