横浜こどもホスピスプロジェクト

1. 生命にかかわる病気の子ども（Life-threatening conditions : LTC）のための病院・自宅以外の安心できる地域の居場所として、横浜こどもホスピスプロジェクトは「横浜こどもホスピス～うみとそらのおうち」を2021年から開始しました。
2. 乳幼児期のLTCの子ども・家族にとって、保育所・こども園・幼稚園（以下、保育所等）は地域での大切な居場所であり、成長を育む場になるはずです。しかし残念ながら現実には、病気に応じた医療・対応を行なった上で、LTCの子どもを受け入れる保育所等は多くありません。このため、保育所等への入園（復園）を断念するケースが少なくないのが実情です。
3. 病気を抱えるLTCの子どもも、希望すれば必要な医療や対応を受けながら地域で入園（復園）ができ、集団を体験して成長する社会を望みたいと、私たちは考えています。

このカンファレンスでは、乳幼児期で病気を抱えるLTCの子どもやその周辺の子ども・家族の方々が、地域で望む保育や学校教育を受け、生き生きと生活するための地域の現状と課題について、当事者・関係者の皆さまと確認し、横浜の地で今、何をすべきかを共有したいと考えています。

LTCの子どもとその周辺の子たち・家族の方々が生き生きと地域で暮らすことに、ともにお力を貸して下さる方々のご参加を心からお待ちします。

3. 【今回のカンファレンス対象の方々】

横浜市（南部地域を中心に）で病気を抱える乳幼児期ＬＴＣ・医ケア児等の子どもにかかわる保育・医療・看護・福祉・教育・行政・研究等の関係者の方々、当事者・患者会の方々、患者支援団体等の方々

4. 【日時・場所など】

日時：2022年6月19日（日）10時～11時半（11時半～12時は残れる方々のフリートーク）

場所：現地とオンラインのハイブリット開催

参加費：無料

申し込み方法：事前申し込み制。オンラインでのオブザーバー参加を募集します
フォームよりお申込みください

〈参加申し込みフォーム〉https://forms.gle/wid5fZEUBDoqrKHq6　

5. 【プログラム】

10:00～10:10　あいさつ・企画趣旨の説明

10:10～10:35　当事者の立場から（親アンケート結果をもとに：NPO法人Small Step浪口様）

10:35～11:00　保育所の立場から（支援経験をお話いただく：NPO法人Small Step代表理事赤荻様）

11:00～11:25　ディスカッション

11:25～11:30　まとめ（次回のアナウンス）

11:30～12:00　フリーディスカッション（参加自由）

【問い合わせ先】

認定NPO法人 横浜こどもホスピスプロジェクト

E-mail：event@ykh.jp

電話：045-353-3153

＊このワークショップは、横浜こどもホスピスプロジェクト（代表　田川尚登）が、公益財団法人ベネッセこども基金の2022年度助成（「重い病気を抱える子どもの学び支援活動助成」）を受け実施します。